【武蔵小金井の歯医者】歯周病と睡眠の関係について解説します

歯周病に関係する生活習慣と言えば、歯磨きや食事、飲酒や喫煙などが主なものとして挙げられます。

ブラッシング不足や食生活の乱れ、過度な飲酒や喫煙は、歯周病のリスクを高めます。

また、実は毎日の睡眠も、歯周病の発症やリスクと密接な関係にあります。

ここからは、歯周病と睡眠の関係について解説したいと思います。

睡眠不足は歯周病のリスクを高める

睡眠不足は、老若男女問わず抱えることの多い悩みです。

睡眠時間が不十分だと、ストレスが増大したり、集中力が低下したりといったさまざまな弊害が出てきますが、歯周病もその弊害の一つです。

歯周病は、糖尿病との関係が深い病気です。

糖尿病になると歯周病の進行が早くなり、糖尿病の血糖コントロールが悪くなっていくことが知られています。

また、糖尿病は、睡眠とも深い関わりがあります。

睡眠時間が短くなると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減少、いっぽうで食欲を増やすホルモン(グレリン)が増加し、食事の量が増えていきます。

そうすると体重も増え、血糖コントロールも悪化してしまいます。

その上、短時間の睡眠では、インスリンの働きを抑えるホルモンなどが増えるために、インスリンの効きが悪くなり、血糖値が上昇してしまいます。

このように睡眠不足になると、血糖のコントロールが悪くなり、糖尿病のリスクが高まります。

そのため、糖尿病と関係の深い歯周病までもが、悪化してしまうことが考えられるのです。

睡眠不足による免疫機能の低下も歯周病の原因

先ほど、睡眠不足は歯周病のリスクを高めることから、それと関連の深い歯周病までも悪化させるという話をしました。

その他、睡眠不足による免疫機能の低下も、歯周病につながる可能性があります。

睡眠は、身体全体のリカバリータイムとして機能します。

こちらの期間中に、身体はダメージを受けた細胞を修復し、免疫機能を強化します。

しかし、睡眠不足は免疫系の機能を低下させ、こちらが口腔内の細菌の増殖を促進する可能性があります。

結果として、歯周病のリスクが高まることが考えられます。

歯周病と睡眠時無呼吸症候群の関係性について

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする疾患のことをいいます。

具体的には、10秒以上呼吸が止まる時間が1時間あたり5回異常発生するものを、睡眠時無呼吸症候群と診断します。

こちらは、呼吸が止まることにより血液中の酸素が不足し、脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こすリスクが高まるとされています。

日本では、睡眠時無呼吸症候群の患者が約500万人いるものの、実際に治療を受けているのはわずか10%程度に過ぎないという調査報告もあります。

また、睡眠時無呼吸症候群により睡眠の質が低下すると、口の中が歯周病になりやすい、悪化しやすい環境になるおそれがあります。

同じように、口呼吸になっているケースでも、唾液分泌量の減少や口腔内乾燥が懸念されます。

睡眠不足による歯ぎしりや食いしばりも歯周病につながる

朝起きた時に、疲れが取れていない、顎に違和感があるなどの症状がある場合は、就寝中に歯ぎしりやくいしばりをしているかもしれません。

睡眠中に行う歯ぎしりのことを睡眠時ブラキシズムといい、こちらは本人も気付かないうちにさまざまな悪影響を受けている場合があり、睡眠の質が落ちてしまうことも少なくありません。

具体的には、歯が擦り減ったり、割れてしまったりすることもあり、歯茎に強い力がかかることで、歯周病の悪化につながる場合や、顎関節症を誘発することもあります。

ちなみに、歯ぎしりや食いしばりが歯周病の悪化や発症につながる理由としては、歯と歯茎の間に隙間ができることが挙げられます。

知らず知らずのうちに、歯や歯茎の負担がかかりすぎることで、歯と歯茎の間に隙間が生じ、そこにプラークが溜まりやすくなるため、細菌の増殖や歯周病の悪化、発症につながるという仕組みです。

睡眠時の姿勢と歯周病

睡眠時の姿勢は、人によってそれぞれ異なりますが、中には歯周病のリスクを高める姿勢というものが存在します。

睡眠時、顔の外側から余分な力が加わると、顎が左側と右側で歪んでしまいます。

こちらが継続することにより、歯が移動して歯並びの悪化を招きます。

また、歯自体の耐久性が弱くなる可能性も考えられます。

このような歯並びの悪化や歯そのものの耐久性の低下は、歯周病だけでなく、虫歯など他の口内トラブルのリスクも高めます。

具体的には、うつぶせ寝や普段同じ側を向いて横になって眠る習慣がある方は、可能な限り避けることをおすすめします。

まとめ

ここまで、歯周病と睡眠の関係について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

睡眠不足は歯周病のリスクを高める可能性がありますし、睡眠時無呼吸症候群を治療せずに放置している方も、歯周病になりやすい口内環境が形成されます。

また、歯周病を徹底的に防ぐためには、セルフケアや食事内容だけでなく、就寝時の歯ぎしりや食いしばり、姿勢などについても気を遣わなければいけません。

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