【武蔵小金井の歯医者】歯科クリニックで行われる主な歯周病治療について

歯周病は、ギネス世界記録にも認定されている、世界でもっとも感染者数の多い病気であり、自然に治ることもありません。

そのため、必ず歯科クリニックで治療を受けなければいけませんが、このとき行われる治療にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、主な歯周病治療の種類や内容について解説します。

歯科クリニックで行われる主な歯周病治療6選

一般的に、歯科クリニックで行われる主な歯周病治療は以下の通りです。

・スケーリング
・ルートプレーニング
・プラークコントロール
・噛み合わせの矯正治療
・詰め物、被せ物の修正治療
・フラップ手術

スケーリング

スケーリングとは、歯に付いている歯石を、スケーラーと呼ばれる器具を使って除去することをいいます。

歯石自体は石灰化物で、毒素などはありません。

しかし、歯石は軽石のように小さな穴が空いていて、そこを住みかに細菌が繁殖し、毒素を出します。

こちらの毒素が歯肉を腫らしたり、歯の周りの骨を溶かしたりする歯周病の原因になります。

また、歯石の中の細菌は歯磨きなどでは取れないので、歯石ごと細菌を取る必要があります。

ルートプレーニング

ルートプレーニングとは、汚染された歯根(ルート)の表面を、器具を使って削り取り、滑らかに(プレーニング)する治療のことをいいます。

歯石を除去するスケーリングの後に続けて行われます。

歯石を除去した後の歯の表面はざらついているため、このままだと歯石が再度つきやすい状態になっています。

ルートプレーニングは、こちらを滑らかに研磨する作業です。

また、痛みの強い方の場合には局所麻酔をかけ、キュレットという器具を歯肉の間から入れていき、歯根の表面の汚れた部分を一層削り取り、ツルツルにして再び歯石の細菌が付着しないようにします。

プラークコントロール

プラークコントロールとは、歯周病の原因となるプラークをできるだけ早く除去、または歯に極力定着させないように対処することを指します。

プラークは虫歯菌が糖分をエサに発生させる毒素であり歯垢とも呼ばれ、歯に溜まり続けると歯石となり、歯周病を悪化させます。

そのため、自宅で行うセルフケアだけでなく、歯科クリニックで行うプラークコントロールも併用することで、効率的に除去しなければいけません。

また、歯科クリニックで行われるプラークコントロールには、先ほど解説したスケーリングやルートプレーニングの他、PMTCも挙げられます。

PMTCは、歯科クリニックで行われる専門的な歯面清掃のことをいいます。

歯面清掃では、歯肉縁下3mm程度までの歯根面清掃が可能です。

まず、プラークを染色していき、付着部位を確認します。

続いて、ペーストと回転式器具を用いて歯面清掃を行います。

器具の先に取り付けるブラシやカップにはさまざまな形状や硬さがあり、状況に合わせて選びます。

ペーストについては、研磨粒子の粗いものでプラークや着色を除去し、研磨粒子の小さいもので最終仕上げをします。

噛み合わせの矯正治療

歯周病治療の一環として、噛み合わせの矯正治療が行われることもあります。

具体的には、歯列矯正や咬合調整といったものを指しています。

不正な噛み合わせや食いしばりは、歯に大きなダメージを与え、さらに歯周病の進行を早めてしまいます。

こちらの理由は、過度な力が常に加わると歯を支える組織が力に耐えきれなくなり、損傷するからです。

この状態を、歯科業界では咬合性外傷と呼び、一次的なものと二次的なもので分けられます。

一時的咬合性外傷は、健康な歯茎を持つ歯に対し、損傷が起こる状態です。

また、二次的咬合性外傷は、歯周炎が進行した歯に対し、損傷が起こる状態です。

歯周炎によって歯槽骨が減少すると、歯周組織が健康な状態のときと比較して、通常の噛み合わせの力でも組織に大きなダメージを与えるため、歯周病の進行が加速します。

詰め物、被せ物の修正治療

詰め物、被せ物の修正治療は、口に合わない詰め物や被せ物を修正し、汚れがたまらないようにする治療です。

詰め物や被せ物は、使用しているうちに段差や凹凸ができて、そこに汚れがたまりやすくなることがあります。

また、汚れた場所には歯周病菌が集まってくるため、そのままの状態にしていると歯周病が進行する可能性があります。

そこで、詰め物や被せ物を口に合ったものにつくり変え、清潔な状態を保てるようにして歯周病の進行を抑えます。

フラップ手術

フラップ手術(歯肉剥離掻把手術)は、進行した歯周病の治療方法の一つです。

通常の歯周基本治療を行った後にも、深い歯周ポケットに歯石が残っていると判断された場合に、歯茎を一時的に切開して目視できる状態にしてから、歯石除去を行うことを目的としています。

しっかりと患部の歯石や病変部が見える状態で処置を行うことで、取り残しをほぼ無くすことができ、歯周ポケットの改善やセルフケア効率の向上が期待できます。

まとめ

ここまで、歯科クリニックで行われる主な歯周病治療について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

どの治療法が適用されるかについては、歯科クリニックの診療メニューや、患者さんにおける歯周病の進行状況などによって異なります。

もちろん、治療法を決定する際は、患者さんの要望もある程度考慮してもらえるため、遠慮なく歯科クリニックの医師に相談してください。

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