【武蔵小金井駅前の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング後の食事におけるポイント~完全版~

歯科クリニックでホワイトニングを受けた後は、食事内容に注意しなければいけません。

なぜなら、せっかく白くした歯の色が元に戻ってしまう可能性があるからです。

今回は施術後に控えるべきものから、施術後であっても問題なく食べられるものまで、余すことなく解説したいと思います。

ホワイトニング後の食事に気を付けなければいけない理由

ホワイトニングを受けた後は、特に歯が着色しやすくなります。

こちらはペリクルが剥がれているからです。

通常、歯の表面はペリクルという薄い膜で覆われていますが、ホワイトニング後はこちらが剥がれてしまいます。

そのため、食べ物や飲み物に含まれる色素の沈着を保護できず、着色しやすくなってしまいます。

ホワイトニング後2~3時間は控えたいもの

ホワイトニング後2~3時間の間は、色が付きやすいものというよりも、どちらかというと歯を溶かしてしまう恐れがあるものを避けるべきです。

具体的には以下のような食品です。

・柑橘類
・炭酸飲料
・酢
・ヨーグルト
・スポーツドリンク
・アルコール など

レモンやオレンジなどの柑橘類は歯が溶けやすくなり、色素沈着も起こりやすくなるため、術後すぐは摂取してはいけません。

また同じく酸性の強い炭酸飲料やお酢、ヨーグルトなどについても、意識して摂取を控えるべきです。

さらにスポーツドリンクも酸性が強いケースが多く、アルコールは口内を乾燥させ、着色を助長します。

ホワイトニング後12~24時間は控えたいもの

ホワイトニング後12~24時間経過するまでは、着色のリスクが高い色味の濃いものを避けなければいけません。

具体的には以下のようなものが該当します。

・コーヒー、紅茶
・赤ワイン
・緑茶、ウーロン茶、麦茶
・トマトソース
・カレー
・醤油、からし
・チョコレート、あんこ
・ブドウ、イチゴ
・緑黄色野菜 など

普段コーヒーや紅茶を飲む方は多いかと思いますが、こちらは色が濃くステインがつきやすい飲み物の代表格であるため、ホワイトニング後は避けるのが無難です。

またポリフェノールが多く含まれる赤ワインや、普段食事の際に飲む方も多いお茶類もなるべく避けるべきです。

食事でいうとトマトソースやカレー、調味料でいうと醤油やからしなども、着色につながるため摂取は控えましょう。

デザート系でいうと、チョコレートやあんこなどは着色が高いです。

さらにフルーツで注意したいのは、赤ワインの原材料となるブドウやイチゴなどです。

ちなみに意外かもしれませんが、緑黄色野菜はカロテンなどの色素により、鮮やかな色をしているため、ホワイトニング後に摂取するものとしては適していません。

【番外編】ホワイトニング後の使用が厳禁なものは?

ホワイトニングを受けた後は、後戻りが早まらないように、以下のものの使用や摂取を中止することをおすすめします。

・口紅
・色付きの歯磨き粉
・うがい薬
・タバコ
・合成着色料を含むお菓子 など

日頃口紅を使用しているという方は多いかと思いますが、こちらは歯にとても近い唇に塗るものです。

そのため、歯に付着して着色の原因になる可能性は十分にあります。

またブラッシングが苦手な方は、美味しい味の歯磨き粉を使用していることもあるかと思いますが、色が付いているような製品は要注意です。

その他、着色につながるイソジンやクロルヘキシジンが入ったうがい薬、タバコ(紙巻きタバコ、加熱式タバコ)も控えるべきです。

ちなみに合成着色料を含む駄菓子やケーキなどのお菓子も、着色のリスクが高いため、ホワイトニング後は摂取してはいけません。

ホワイトニング後に食べても良いもの

ホワイトニングを受けた後であっても、以下のような色が薄く白っぽいものについては、これまで通りに食べても問題ありません。

・白米
・ホワイトソース
・塩焼き魚
・牛乳
・大根
・うどん
・パスタ など

主食としては、白米やうどん、ラーメンやパスタなどを問題なく食べることができます。

おかずについては、塩焼き魚など色が薄くシンプルな味付けのものが好ましいです。

調理例としては、パスタの場合はペペロンチーノ、ラーメンの場合は塩ラーメンにするのがおすすめです。

またホワイトソース系は着色しにくいため、シチューを食べる際はビーフシチューではなく、クリームシチューを選びましょう。

ちなみにサラダを食べるときは、ドレッシングではなくマヨネーズを使用するべきです。

ドレッシングは酸性が強く、着色のリスクが高まってしまいます。

マヨネーズにもお酢は含まれていますが、ドレッシングと比べるとそれほど着色のリスクは高くありません。

まとめ

ホワイトニングを行った歯は、永遠に白さをキープできるわけではありません。

そのためブラッシングなどのケアをしつつ、口にするものも慎重に選ぶことで、色戻りを防がなければいけません。

もちろん、患者さんだけで色戻りを防ぐのには限界があります。

いつまでも白い歯を維持し続けたいのであれば、定期的に歯科クリニックに通い、ホワイトニングをやり直すことも大切です。

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