【武蔵小金井駅前の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング直後に炭酸飲料を飲むデメリット

歯科クリニックでホワイトニングを受けた直後は、色が戻らないように注意しなければいけません。
またそのための対策の一つに、食事内容を制限することが挙げられます。
基本的に、ホワイトニング直後は炭酸飲料を摂取してはいけません。
今回は、ホワイトニングを受けた直後に炭酸飲料を飲むデメリットを中心に解説します。

ホワイトニング直後に炭酸飲料を飲むデメリット4選

日頃から炭酸飲料を好んで飲むという方は非常に多いです。
しかし、ホワイトニングを受けた直後は以下のデメリットが生じることから、炭酸飲料の摂取を控えなければいけません。

・歯の表面が傷つきやすい
・色戻りがしやすくなる
・虫歯のリスクが高まる
・知覚過敏を発症しやすくなる

各項目について詳しく説明します。

歯の表面が傷つきやすい

ホワイトニング直後の歯は、表面がザラザラしている状態です。
こちらは、ペリクルと呼ばれる保護膜が一時的に剥がれることが原因です。

またこのような状態で炭酸飲料を飲んでしまうと、歯の表面が傷つきやすくなります。

ペリクルは歯の表面のエナメル質を守るための組織であるため、剥がれた状態だと外部の刺激に対し敏感になります。
炭酸飲料は、飲んだときにシュワシュワとした刺激が口内に広がるため、少なからず歯の表面にもダメージを与えてしまいます。

場合によっては、歯の表面が溶けてしまうことも考えられるため、注意が必要です。

色戻りがしやすくなる

冒頭で、ホワイトニング直後は歯の色が戻らないように注意すべきだという風に言いました。
炭酸飲料を飲むと、こちらの色戻りのリスクが高くなります。

炭酸飲料による刺激は、ホワイトニングの薬剤によってザラザラになっている歯の表面をさらに荒れさせてしまうおそれがあります。
またこちらが重症化して歯の表面が溶けると、歯の内部に色素が染み込みやすくなります。

炭酸飲料の中には、コーラやメロンソーダなど、色素が濃いものも多く存在します。
そのため、これらを摂取することで歯の黄ばみが戻ったり、炭酸飲料の着色が見られたりするおそれがあります。

虫歯のリスクが高まる

ホワイトニングによって痛んだ歯が炭酸飲料によって溶かされると、虫歯を発症する可能性も高まります。

虫歯は虫歯菌という細菌によって引き起こされるものであり、こちらの細菌は主にプラークに潜んでいます。
プラークは、食べ物の糖分などから形成されるものですが、歯が溶けると炭酸飲料に含まれる糖分が歯に付着しやすくなります。

そのため、歯の表面でプラークが形成されやすく、こちらはいずれ歯を溶かして虫歯を発症させます。

知覚過敏を発症しやすくなる

知覚過敏を発症しやすくなることも、ホワイトニング直後に炭酸飲料を摂取することのデメリットです。

炭酸飲料の刺激により、弱っている歯の表面が傷つくと、冷たいものや甘いものを食べたときに歯がしみやすくなります。
こちらが知覚過敏の症状であり、症状はホワイトニングからしばらく経った後も続く可能性があります。

ちなみに食事のときだけでなく、ブラッシングをするために歯ブラシが触れたときなども、知覚過敏の痛みが出ることが考えられます。
ブラッシングをするたびに痛みにおそわれる場合、なかなか隅々まで歯を清掃するのが難しくなります。

強炭酸の炭酸飲料は特に注意が必要

ホワイトニング直後には炭酸飲料の摂取を控えるべきですが、特に注意したいのが強炭酸のものです。

強炭酸は、炭酸ガスのガス圧が強い炭酸飲料であり、非常に口に入れたときの刺激が強いです。
そのため、前述したデメリットのリスクがさらに高くなります。

ちなみに、現時点では明確な強炭酸の定義というものは存在しません。
強炭酸かどうかは、商品のパッケージに記載されていることが多いです。

またお酒を割るために使用する炭酸水は、強炭酸仕上げになっているものが多いです。

いつから炭酸飲料を飲んでも良い?

ホワイトニング後、いつから炭酸水を飲んでも良いのかについては、施術を受けたホワイトニングの種類によって変わってきます。

オフィスホワイトニングの場合、より強力な薬剤を使用するため、歯の表面が再生するまでに時間を要します。
そのため、施術後24~48時間は炭酸飲料を摂取しないことをおすすめします。

またホームホワイトニングの場合、オフィスホワイトニングよりもマイルドな薬剤を使用するため、比較的スムーズに歯の表面が再生されます。
このことから、施術後2~3時間程度経過すれば、炭酸飲料を飲んでも問題ないと言えます。

ちなみにホワイトニング直後は、着色しやすいコーヒーや紅茶、ワインといった飲み物の摂取も控えるべきです。

まとめ

ホワイトニングは、一度受けるだけでもある程度の漂白効果が実感できます。
しかし、大変なのはその白さをキープすることです。
すぐに色戻りが起こると、ホワイトニングを受ける頻度は多くなりますし、当然その分費用も高くなります。
そのため、炭酸飲料などホワイトニング直後の歯にとって悪いものは、事前に断つ覚悟をしておくべきだと言えます。

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