【武蔵小金井駅前の歯医者で虫歯治療】虫歯治療直前の飲酒におけるデメリット

患者さんの虫歯治療を行う際、歯科クリニックは時間や器材などを適切に確保し、万全ン準備を整えます。
また治療を受ける患者さんも、ある程度の準備を行う必要があり、不適切な行動は控えなければいけません。
今回は、虫歯治療直前に飲酒をすることのデメリットについて解説します。

虫歯治療直前に飲酒をすることのデメリット4選

これから虫歯治療を受けるにもかかわらず、飲酒をしてしまうことのデメリットとしては、主に以下のことが挙げられます。

・麻酔の効果が著しく低下する
・出血が止まらなくなる
・全身の自律神経が乱れる
・術後の傷の治りが遅れる

各デメリットについて詳しく説明します。

麻酔の効果が著しく低下する

虫歯治療においてもっとも大きな懸念は、局所麻酔の効果が十分に得られなくなることです。

アルコールが体内、特に血液や肝臓に残留している状態では、肝臓は毒素であるアルコールの分解を最優先で処理しようとフル回転します。
このとき治療で投入される麻酔薬も同じ肝臓で代謝されるため、分解スピードが通常と異なったり、酵素の働きが阻害されたりして、麻酔の効きが不安定になります。

また日常的に飲酒量が多い方は肝臓の代謝酵素が常に活性化されていて、薬を分解する力が強すぎるため、通常量では麻酔がすぐに切れてしまうことも珍しくありません。

お酒を飲んでいると中枢神経が麻痺して痛みを感じにくくなると思われがちですが、虫歯治療のような鋭い刺激に対しては逆効果です。

麻酔が効かない中で歯を削ったり神経を触ったりすることは、耐え難い苦痛となるだけでなく、痛みで体が動いてしまい器具が口腔内を傷つける二次被害を招くおそれもあります。

出血が止まらなくなる

アルコールには血管を拡張させ、心拍数を上げることで全身の血流を激しく促進する作用があります。

虫歯治療は、たとえ小さな詰め物であっても、歯肉のキワを触ったり、炎症を起こしている組織を除去したりする際に少なからず出血を伴います。
飲酒によって血圧が上がっている状態では、本来ならすぐに止まるはずの微細な血管からの出血が止まらなくなり、傷口から血液が溢れ出し続けることになります。

また歯科医師にとって、数ミリ単位の精密な操作が求められる虫歯治療では治療箇所がはっきり見えることが極めて重要です。
絶え間ない出血によって患部が血で覆われてしまうと、虫歯の取り残しや、詰め物の接着不良を引き起こす原因となり、治療の質が著しく低下します。

さらに、血液が混じると歯科用の接着剤やレジンの粘着力が弱まり、せっかく治療してもすぐに詰め物が外れてしまうといった予後不良を招きます。

全身の自律神経が乱れる

虫歯治療は、多くの患者さんにとって精神的な緊張や身体的なストレスを強いる行為です。
飲酒直後や翌日の二日酔いの状態では、自律神経のバランスが著しく乱れていて、外部からの刺激に対して体が過剰に反応しやすい状態にあります。

このような不安定な体調で治療を受けると、血管迷走神経反射と呼ばれるショック症状を起こしやすくなります。
これは、治療の痛みや緊張が引き金となり、急激に血圧が下がって脳への血流が減少する現象です。

具体的には、治療中に突然めまい、冷や汗、吐き気、あるいは意識喪失といった重篤な事態に陥るリスクが高まります。

またアルコールの利尿作用によって体は軽い脱水状態にあるため、血液の濃度が高まり、心臓への負担も増大しています。

麻酔薬に含まれる血管収縮剤に対しても、動悸や震えが強く出やすくなり、パニック状態を誘発することもあります。

歯科クリニックは急病院ではないため、全身の偶発症への対応には限界があります。

術後の傷の治りが遅れる

飲酒の悪影響は治療中だけにとどまらず、治療後の回復過程にも深刻なダメージを与えます。

特に抜歯や深い虫歯の処置を行った場合、傷口には血餅と呼ばれるカサブタのような血の塊ができることで、外部の細菌から骨を守り、組織の再生を促します。
しかし飲酒によって血流が過剰な状態が続くと、この血餅がうまく形成されなかったり、一度できた血餅が血流の勢いで剥がれ落ちたりしてしまいます。

血餅が失われると、抜歯した穴の底にある歯槽骨が露出したままになり、ドライソケットという非常に激しい痛みを伴う状態に陥ります。
これは通常の痛み止めが効きにくいほどの激痛で、完治までに数週間を要することもあります。

またアルコール分解にエネルギーが割かれることで、身体の免疫力や自己治癒力が低下し、傷口が細菌感染を起こして化膿するリスクも跳ね上がります。

まとめ

冒頭でも触れた通り、虫歯治療は患者さん側もある程度適切な準備を行い、身体の調子を整えておかなければいけません。
そのため、虫歯治療に影響を与えやすい飲酒はできる限り控えるべきです。
特に虫歯治療当日の飲酒は、患者さんの負担増大や歯科医師による治療の品質低下につながりかねないため、絶対に避けなければいけません。
もちろん、治療直前のブラッシングも必要不可欠です。

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