【武蔵小金井駅前の歯医者・予防歯科】虫歯のリスクが高いお弁当のおかず

会社で勤務する方や学生などの中には、昼食にお弁当を持参するという方も多いかと思います。
またお弁当を食べることを楽しみに、午前中の仕事を頑張るという方もいるかと思いますが、お弁当のおかずの中には虫歯のリスクが高いものも存在します。
今回は、特に気を付けたいおかずについて解説します。

虫歯のリスクが高いお弁当のおかず4選

以下のおかずは比較的虫歯のリスクが高いため、虫歯予防を強く意識する方は注意してください。

・甘い卵焼き
・ミートボール、つくね
・ナポリタン、オムライス
・フライドポテト、大学芋

各項目について詳しく説明します。

甘い卵焼き

お弁当の定番である卵焼きですが、味付けに砂糖を多く使用したものは、口内のミュータンス菌にエサを供給し続けることになります。

虫歯菌は糖分を分解して強力な酸を作り出し、その酸が歯のエナメル質を溶かすことで虫歯が進行します。
特にお弁当の卵焼きは冷めても美味しく感じられるよう、家庭や市販品では驚くほど大量の砂糖が投入されているケースが少なくありません。

また、卵焼きは適度なやわらかさと粘り気があるため、噛んだ際に歯の溝や歯間に成分が残りやすいという特徴があります。
お弁当を食べた後、すぐにブラッシングができない環境では、数時間にわたって糖分が口内に留まり、歯の表面が酸にさらされ続ける脱灰の状態が長く続いてしまいます。

健康を考えるなら、味付けを出し汁や塩、少量の醤油をベースにした甘くない卵焼きにシフトするのが理想的です。

ミートボール、つくね

市販のミートボールや甘辛いタレで和えたつくねなどは、子どもから大人まで人気のおかずですが、虫歯リスクの観点からは注意が必要です。

これらの食品に使われている餡やタレには、とろみをつけるための片栗粉と、照りを出すための大量の砂糖やみりんが含まれています。
デンプンは口の中で唾液によって糖に分解されるため、砂糖と同様に虫歯の原因となります。

また最大のリスクは、その粘着性にあります。
とろみのついたタレは歯の表面や矯正器具の間、奥歯の複雑な溝に強力に付着し、自然に剥がれ落ちることが困難です。
付着したタレが長時間留まることで、ピンポイントでエナメル質を攻撃し続けることになります。

さらにこうした加工食品は食べやすくやわらかいため、咀嚼回数が減りがちです。
噛む回数が減ると、口内を洗浄し酸を中和する役割を持つ唾液の分泌が促進されず、自浄作用が働かなくなります。

ナポリタン、オムライス

お弁当の隙間埋めやメインとして重宝されるケチャップ料理も、実は虫歯を誘発しやすい要素を複数持っています。

まず、トマトケチャップの原材料の約1/3は砂糖や糖類であると言われるほど、糖分濃度が高い調味料です。
さらに、ケチャップにはお酢などの酸も含まれています。
糖分が虫歯菌の活動を助け、酸が直接的に歯をやわらかくするという、ダブルのダメージを歯に与えることになります。

また麺類やご飯をケチャップで炒めた料理は、炭水化物とケチャップの糖分が一体化していて、噛むたびに歯にネットリと絡みつきます。
特にナポリタンなどは前歯の裏や奥歯に残りやすく、時間が経つと乾燥してさらに固着しやすくなるのが難点です。

このような“糖分+酸+停滞性”が揃ったおかずは、虫歯菌にとって最高の増殖環境を提供してしまいます。
対策としては、ケチャップの量を控えて素材の味を活かす、あるいは酸を中和し歯を強化するカルシウムを含むチーズやブロッコリーを一緒に摂取することが効果的です。

フライドポテト、大学芋

ジャガイモやサツマイモを揚げたおかずは、お弁当の満足度を高めますが、歯科医が警鐘を鳴らすリスク要因を秘めています。

ジャガイモなどの芋類は、消化されると糖に変わる炭水化物の塊です。
特に揚げ物になると、加熱によってデンプンがアルファ化し、より歯に付着しやすい性質へと変化します。
これが油分と混ざり合うことで、歯の隙間に強固に張り付き、うがい程度では除去できない汚れとなってしまいます。

特に大学芋のように、表面を砂糖の蜜でコーティングしたものは、お菓子を食べているのと変わらないレベルの糖分摂取となります。

キャラメルやソフトキャンディが虫歯リスク1位とされる理由は、その粘着性と糖分の高さですが、大学芋もそれに近い特性を持っています。
長時間にわたり糖分が歯に密着し、唾液の洗浄作用も届かない状態を作るため、急速に虫歯を悪化させる危険があります。

またスナック感覚で食べられるフライドポテトは、ダラダラと時間をかけて食べてしまいがちですが、これも口内を長時間酸性に保つため非常に危険です。

まとめ

毎日仕事や学校に行く前にお弁当を作るのは、決して簡単なことではありません。
早起きをして、献立まで考えるのはとても大変ですが、だからといって用意できれば何でも良いと考えるのは危険です。
しっかり栄養のバランスが取れていて、なおかつ虫歯リスクの低いお弁当は、全身の健康状態を良くし、生活を豊かにしてくれます。

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