小児歯科を選ぶ際、親御さんはさまざまなポイントをチェックしなければいけません。
例えば子どもの治療実績があるのはもちろん、子どもの扱いに慣れていることが望ましいです。
しかし、それ以外にも注目すべきポイントはあります。
今回は、小児歯科を選ぶ際に見落としがちなチェックポイントを解説します。
小児歯科を選ぶ際に見落としがちなポイント6選
親御さんは小児歯科を選ぶとき、以下のポイントを見落とさないようにチェックしなければいけません。
・自宅からの距離
・駐車場の有無
・歯科医師の人柄
・予約のしやすさ
・料金体系
・治療内容の豊富さ
各項目について詳しく説明します。
自宅からの距離
小児歯科を選ぶとき、つい子どものことばかり優先してしまいがちです。
こちらは決して悪いことではありませんが、継続的に通うことを考えると、親御さんにとっても通いやすい歯科クリニックを選ぶべきだと言えます。
例えば、自宅から徒歩圏内にある歯科クリニックは、子どもの口内にトラブルがあったときでも迅速に通院することができます。
また少し自宅から距離があったとしても、最寄り駅から近い歯科クリニックは比較的通いやすいです。
逆に自宅からかなり離れている上、近くに電車の駅もないという場合、継続的に通うのは子どもにとっても親御さんにとっても負担になります。
駐車場の有無
小児歯科を選ぶ際に見落としがちなポイントとしては、駐車場の有無も挙げられます。
子どもを歯科クリニックに通わせるとき、親御さんは近ければ徒歩もしくは自転車で同伴することが多いかと思います。
しかし、台風や大雪などの悪天候のときは、徒歩や自転車で通うのが難しくなることもあります。
またこのようなケースでは、子どもを車に乗せて送り迎えをすることも考えられるため、できれば駐車場付きの歯科クリニックが望ましいです。
もし、歯科クリニック自体に駐車場がついていなかったといても、すぐ近くに提携駐車場があれば便利です。
提携駐車場の場合、駐車券を歯科クリニックまで持参すれば、基本的に駐車料金はかかりません。
もちろん、通常のコインパーキングでも良いですが、この場合は治療費とは別に駐車料金がかかります。
頻繁に通う場合は駐車料金もバカにならないため、できれば節約したいところです。
歯科医師の人柄
小児歯科を選ぶ際は、歯科医師の人柄もしっかりチェックしましょう。
人柄については、実際歯科クリニックを訪れないことにはわかりませんが、小児歯科では最初に無料のカウンセリングが行われることも多いです。
このとき、丁寧に治療内容について説明してくれたり、優しく子どもや親御さんと話してくれたりする歯科医師は信用できると言えます。
一方治療に関する説明が不十分だったり、愛想がなかったりする場合、子どもを通わせるには一抹の不安が残ります。
あまりに無愛想で怖いイメージの歯科医師だと、子どもが緊張したり、治療を受けるのを嫌がってしまったりするおそれがあります。
予約のしやすさ
予約のしやすさも、小児歯科を選ぶ際に見落としがちなチェックポイントです。
親御さんは子どもの状態に応じて、なるべく自由なタイミングで治療を受けさせたいと考えるものです。
しかし、あまりに人気で常に大混雑している歯科クリニックだと、なかなか予約が取れず必要なときに必要な処置が受けられない可能性があります。
そのため、口コミサイトなどを確認し、予約が取りやすいかどうかはチェックしておくべきだと言えます。
ただし、あまりにも患者数が少ない歯科クリニックは、何か問題点があることが考えられます。
適度な人気と、適度な予約のしやすさを両立している小児歯科を選ぶことができればベストです。
料金体系
小児歯科を選ぶ際、親御さんは料金体系も細かくチェックしなければいけません。
良い先生に子どもを診てもらえるのであれば、どれだけ費用がかかっても構わないと考える親御さんもいるでしょう。
しかし、実際はある程度費用を節約しなければ、支払いが困難になる可能性もあります。
また歯科クリニックのホームページだけでは、料金体系を詳しく把握できないこともあるため、カウンセリングの際に質問することをおすすめします。
治療内容の豊富さ
小児歯科を選ぶときは、子どもの治療実績だけでなく、治療内容も豊富かどうかチェックしましょう。
例えば虫歯治療だけでなく、歯周病治療や予防歯科治療なども提供している歯科クリニックであれば、すべての処置を一元的に受けることができます。
逆に取り扱う治療が少ない場合、他の治療は別の歯科クリニックで受けなければいけない可能性があります。
まとめ
小児歯科に通うのは、子どもだけではありません。
親御さんも毎回付き添うケースが一般的であるため、双方にとって通いやすいところを選びましょう。
また小児歯科は今後かかりつけ医になる可能性もあるため、長い期間通院することを前提として選ぶことも大切です。
人気の高さや近さ、料金の安さなど1点だけに着目すると、失敗する可能