【武蔵小金井駅前の歯医者・予防歯科】虫歯リスクが高い食文化を持つ国

虫歯を防ぐために必要なことと言えば、何と言っても食生活を改善することです。
ブラッシングとあわせて虫歯になりやすいものをなるべく避けることで、口内環境は劇的に良くなります。
今回は、虫歯予防の豆知識として、虫歯リスクが高い食文化を持つ国をいくつか紹介します。

虫歯リスクが高い食文化を持つ国4選

以下の国は、比較的虫歯リスクが高い食文化を持つ国だと言えます。

・トルコ
・メキシコ
・タイ
・ブラジル

各項目について詳しく説明します。

トルコ

トルコ料理は、世界三大料理の一つとして非常に豊かですが、そのスイーツ文化の甘さは世界でもトップクラスです。

代表的な菓子“バクラヴァ”は、薄いパイ生地を何十層にも重ね、その間にピスタチオやクルミを挟んで焼き上げた後、仕上げに熱い砂糖シロップや蜂蜜を浸透させたものです。

このシロップはパイ生地の奥深くまで染み込んでいて、一口噛むごとに甘い液体が口いっぱいに広がります。
糖分濃度は非常に高く、かつパイ生地の破片やナッツの粒が歯間に詰まりやすいため、虫歯菌にとってはこれ以上ないほど繁殖しやすい環境となります。

また、トルコの生活に欠かせないのがチャイです。
チャイはチューリップ型の小さなグラスで1日に何杯も飲まれますが、トルコの人々はここに角砂糖を2〜3個、あるいはそれ以上入れて飲むことが一般的です。

トルココーヒーも同様に、あらかじめ砂糖をたっぷり入れて煮出すスタイルが好まれます。

こうした高頻度の加糖飲料と超高糖度のスイーツの組み合わせは、トルコにおける虫歯などの歯科疾患の大きな要因です。

メキシコ

メキシコは、1人あたりの炭酸飲料消費量が世界トップクラスであり、この習慣が国民の歯の健康に深刻な影響を与えています。

特にコーラなどの炭酸飲料は、水よりも安価に手に入ることがあり、幼児期から哺乳瓶に入れて飲ませるケースすら報告されています。
これらの飲料に含まれる大量の砂糖は、直接的に虫歯を引き起こすだけでなく、液体としての酸性度が非常に高いため、歯の表面を溶かす酸蝕症を急増させています。

メキシコの暑い気候の中、喉を潤すために甘い液体を摂取し続けることは、歯を絶えず酸のプールに浸しているようなものです。

また、メキシコのお菓子文化も独特かつ危険です。
メキシコで人気のチャモイや、チリパウダーをまぶしたキャンディなどは、砂糖の甘さに加えて、クエン酸などの強い酸味と塩味が混ざっています。

この甘くて酸っぱいお菓子は、酸によって歯のエナメル質をやわらかくした直後に、砂糖を虫歯菌に供給するという、極めて破壊的な組み合わせです。

さらに伝統的なケーキ“トレスレチェス”は、スポンジにたっぷりの練乳やクリームを吸い込ませたもので、糖分の密度が非常に高く、歯への付着性も抜群です。
主食のトルティーヤも粘り気のある炭水化物であり、これらが甘い飲み物と一緒に摂取されることで、メキシコの食文化は虫歯にとって非常に有利な環境を作り上げています。

タイ

タイ料理は辛い・酸っぱいという刺激的なイメージが強いですが、実はその味のバランスを整えるために、驚くほど大量の砂糖が使われています。

街中の屋台で提供されるパッタイやソムタム(パパイヤサラダ)、カレーには、コクを出すために手のひら一杯分ほどのパームシュガーや精製糖が投入されることも珍しくありません。
食事そのものが甘いため、主食を食べている間中、歯は糖分にさらされ続けることになります。

これは、デザートとして甘いものを食べるのとは異なり、食事の時間そのものが虫歯のリスクを助長していることを意味します。

また、飲料文化も深刻な問題を抱えています。
タイティーやコーヒーには、カップの底に層ができるほどのコンデンスミルクと砂糖が加えられます。
熱帯の暑い気候の中で、こうした冷たくて極甘の飲み物を、ストローを使って長時間かけて少しずつ飲む習慣は、口内を常に酸性の状態に保ってしまいます。

さらにタイで親しまれているカオニャオ・マムアン(マンゴーともち米)のようなデザートは、もち米の粘着性とココナッツミルクの糖分が組み合わさったものです。
こちらは、とても歯に付着しやすい特性を持っています。

健康的なイメージがある南国フルーツも、ドライフルーツやシロップ漬けとして摂取されることが多く、濃縮された糖分が歯の健康を直撃しています。

ブラジル

ブラジルは甘党の国として知られ、食生活のあらゆる場面で糖分が登場します。
もっとも象徴的なのが、“カフェジーニョ”と呼ばれるデミタスカップで飲むコーヒーです。

ブラジル人はこの小さなカップに、驚くほどの量の砂糖を投入します。
カップの底が砂糖でジャリジャリするほど入れることも珍しくなく、これを1日のうちに何度も摂取するため、歯が砂糖にさらされる頻度が極端に高くなります。

また、ブラジルの国民的炭酸飲料“ガラナ”も非常に糖分が多く、子どもたちの虫歯リスクを押し上げる一因となっています。

さらにブラジルは果物の宝庫ですが、これが虫歯の原因になることもあります。
例えばアサイーボウルなどの健康的なイメージがあるメニューでも、ブラジルでは味を整えるために大量のガラナシロップや砂糖、練乳を加えて提供されるのが一般的です。

熱帯の甘いフルーツ自体に含まれる果糖に加え、人工的な甘味料が組み合わさることで、歯垢が作られやすい環境が整ってしまいます。

さらに、ブラジルで愛されるスイーツ“ブリガデイロ(コンデンスミルクとココアを煮詰めたチョコボール)”は、非常に粘着性が高く、歯の溝にこびりついて離れません。

こうした食文化が、ブラジルの歯科保健上の大きな課題となっています。

まとめ

国によって食文化は多種多様であり、甘いものや酸っぱいものを好む国民性の国は、得てして虫歯のリスクが高まりやすいです。
また日本に関しても、あらゆる食文化が混ざったグローバルな国であるため、油断はできません。
もちろん、和食についても砂糖やお酢などの調味料を使用することがあるため、摂取の仕方には注意が必要です。

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