【武蔵小金井駅前の歯医者で歯周病治療】歯周病予防効果を高める簡単なひと手間

歯周病は、日本人の約8割が罹患している感染症であり、その上全身疾患を引き起こす原因にもなり得ます。
しかし、そこまでリスクが高いにもかかわらず、徹底的に予防されていないのが現状です。
今回は、歯周病予防の効果を高める、簡単なひと手間をいくつか紹介したいと思います。

歯周病予防効果を高める簡単なひと手間4選

歯周病予防効果を高める簡単なひと手間としては、以下のことが挙げられます。

・デンタルフロスを夜1回通す
・ブラッシング後のすすぎは少量の水で1回する
・起床後すぐのブクブクうがい
・殺菌効果のある洗口液を併用する

各項目について詳しく説明します。

デンタルフロスを夜1回通す

歯周病の原因となるプラークは、歯と歯茎の境目や、歯と歯の間にもっとも溜まりやすいという特徴があります。
しかし、どれほどに丁寧に歯ブラシでブラッシングをしても、構造上、歯ブラシの毛先だけでは歯と歯の間のプラークは50%〜60%程度しか落とせないと言われています。

つまり、歯ブラシだけのケアでは、毎日約半分の汚れを磨き残していることになります。

そこで実践したいひと手間が、1日1回、特に就寝前のデンタルフロスです。
フロスを併用することで、歯間のプラーク除去率は80%以上にまで跳ね上がります。
なぜ夜なのかというと、就寝中は口内の唾液の分泌量が減り、歯周病菌がもっとも繁殖しやすい時間帯だからです。
寝る前に確実に汚れを落としておくことが、最大の防御になります。

使い方のコツは、フロスをのこぎりのように前後に動かしながら優しく歯間に入れ、歯の側面に沿わせるようにして上下に動かすことです。
ゴシゴシと力を入れて押し込むと、歯茎を傷つけてしまう原因になるので注意しましょう。

最初はホルダーのついたタイプを使うと、奥歯まで簡単に届くので初心者にもおすすめです。
このわずか1〜2分のひと手間が、将来の歯を守る大きな分かれ道になります。

ブラッシング後のすすぎは少量の水で1回する

良質なハミガキ粉には、歯周病菌を殺菌する成分や、歯茎の炎症を抑える成分、歯質を強化するフッ素などが豊富に含まれています。
しかし、ブラッシングが終わった後に何度も水で口をゆすいでしまうと、せっかくの有効成分がすべて水と一緒に洗い流されてしまい、その効果が半減してしまいます。

これを防ぐためのひと手間が、少量の水で、1回だけすすぐという欧米では主流のうがい方法です。

ブラッシングが終わったら、口の中の泡を一度ペッと吐き出します。
その後、ペットボトルのキャップ2杯分、あるいは大さじ1杯程度のごく少量の水を口に含み、口全体に行き渡らせるように5秒間ほど優しくブクブクうがいをして吐き出します。
すすぎはこれで終了です。

最初は「口の中に歯磨き粉が残っている気がして気持ち悪い」と感じるかもしれませんが、すぐに慣れることができます。
この方法を実践することで、歯磨き粉に含まれる予防成分が歯や歯茎の表面にしっかりとコーティングされ、就寝中や日中の間も長い時間にわたって効果を発揮し続けてくれます。

市販の歯磨き粉のポテンシャルを00%引き出すための、もっともコストのかからない高効率な予防アプローチです。

起床後のすぐのブクブクうがい

朝起きたとき、お口の中がネバついたり、口臭が気になったりした経験は誰しもあるはずです。
人間の口内では、天然の殺菌・洗浄液である唾液が常に分泌されていますが、睡眠中は唾液の分泌量が極端に減少します。

そのため、夜の間に口内は細菌にとって完璧な温床となり、起床時の細菌数は糞便1g中の細菌数に匹敵すると言われるほど爆発的に増殖しています。

この状態でうがいをせずに朝食を食べたり、水分補給をしたりすると、一晩で増えた大量の歯周病菌や悪玉菌をそのまま胃や腸へと飲み込んでしまうことになります。
これは口の中だけでなく、全身の健康にとっても好ましくありません。

そこで習慣にしたいのが、朝起きてベッドから出たら、何よりも先に水道水でブクブクうがいをするというひと手間です。
やり方は簡単で、少し強めの力で口内全体に水を行き渡らせ、ガラガラうがいではなくブクブクとしっかり音を立てて2〜3回ゆすいで吐き出すだけです。
これだけで、一晩かけて増殖した浮遊菌の多くを効率良く洗い流すことができます。

朝食後のブラッシングは別に、目覚めの先手を打つうがいをルーティーンに組み込むことで、歯周病菌の定着を防ぎ、すっきりとした一日のスタートを切ることができます。

殺菌効果のある洗口液を併用する

口の中の表面積において、実は歯が占める割合は約25%に過ぎないという事実をご存知でしょうか?
残りの約75%は、舌や頬の粘膜、上顎、歯茎などのやわらかい組織で構成されています。
つまり、いくら歯ブラシやフロスで歯を完璧に磨き上げたとしても、口全体の面積の4分の3に潜む細菌にはアプローチできていないことになります。

この死角をなくすためのひと手間が、薬用マウスウォッシュの併用です。
液体である洗口液は、歯ブラシの毛先が物理的に絶対に届かない舌の裏、頬の内側、そして歯周ポケットの奥深くにまでスムーズに浸透します。
特に塩化セチルピリジニウムや、イソプロピルメチルフェノールといった殺菌成分が配合されたものを選ぶと、歯周病菌をピンポイントで殺菌・消毒してくれます。

使用するタイミングは、夜の歯磨きの仕上げとして、または忙しくて日中に歯磨きができないときの間食後などが最適です。
適量を口に含み、20秒〜30秒ほど全体に行き渡らせてから吐き出します。

液体の力で口全体の細菌密度をぐっと下げることで、歯肉の炎症を抑え、健康で引き締まったピンク色の歯茎を維持することができるようになります。

まとめ

歯周病予防と聞いて、「何をすれば良いのかイマイチわからない」という方もいるかもしれません。
しかし、実際はそれほど難しいことをする必要はないのです。
前述したような簡単なひと手間を日常のルーティーンとして加えるだけで、歯茎の状態を含む口内環境は劇的に良くなります。
根気強く、虫歯予防と並行して継続してみましょう。

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