【武蔵小金井駅前の歯医者で虫歯治療】虫歯治療で不快に感じやすい音について

虫歯治療が苦手な方の中には、歯を削ることによる痛みではなく、治療中に聞こえるさまざまな音に苦手意識を持っている方もいるかと思います。
では、虫歯治療で不快に感じやすい音には、一体どのような種類があるのでしょうか?
今回は、代表的な音とその特徴について解説します。

虫歯治療で不快に感じやすい音4選

以下の治療中の音については、不快に感じる方が多いです。

・タービンの削る音
・マイクロモーターの音
・バキュームの吸引音
・器具の接触音

各項目について詳しく説明します。

タービンの削る音

虫歯治療の代名詞とも言えるのが、虫歯を削る際に発生するキーンという非常に高い不快な音です。
この音の正体は、エアタービンと呼ばれる切削器具の回転音です。

圧縮空気を用いて1分間に30万〜40万回転という超高速で刃先を回転させるため、どうしても特有の高周波音が発生してしまいます。

人間は本能的に、高い金属音や摩擦音に対して警戒心を抱くようにできています。
黒板を爪で引っ掻いたときの音に不快感を覚えるのと同様に、脳が危険な音として処理しやすい周波数帯です。

さらにこの音が聞こえるということは「今から歯を削られる」「痛いかもしれない」という恐怖の始まりを意味するため、過去のトラウマと結びつきやすいという特徴があります。

また音自体の不快感だけでなく、耳のすぐ近くで発生するため、避けることができない骨伝導の響きも加わり、恐怖心や緊張感を何倍にも増幅させてしまいます。

歯科クリニックに対して抱く「怖い」「行きたくない」というネガティブなイメージの大部分は、このタービン音による心理的ストレスが原因と言っても過言ではありません。

マイクロモーターの音

タービンのキーンという音の後に、あるいは虫歯の深い部分を削る際によく耳にするのが、ガリガリ、ゴリゴリといった低く重い音です。
これはマイクロモーター、5倍速コントラアングルと呼ばれる、回転速度を落として削る力を強くした器具を使用するときに発生します。

この音の最大の不快なポイントは、音そのものの大きさよりも、頭蓋骨を伝って脳に直接響くような強い振動を伴う点です。
歯は骨の一部であり、神経が近くに通っているため、器具が歯に触れた瞬間の微細な振動が骨伝導によってダイレクトに内耳へ伝わります。

体全体が激しく揺さぶられているような錯覚を覚えやすく、これが強い不快感や「脳を削られているのではないか」という強い恐怖心を誘発します。

高い音のような鋭さはありませんが、鈍く重い振動が続くため、「いつ痛みが走るかわからない」という持続的な緊張状態を強いられます。
特に神経に近い虫歯の治療や、古い詰め物を除去するときにこの音が長引きやすいため、患者の精神的な疲労度をもっとも大きくさせる音の一つとして挙げられます。

バキュームの吸引音

治療中にずっと耳元で聞こえるシュシュー、ズズズゴボゴボという空気や水を吸い込む音も、多くの患者さんが不快に感じる音です。
これは、バキュームと呼ばれる、治療中の唾液や水、削った歯のカスなどを吸い出すための機械から発生しています。

この音が不快に感じられる理由は、単純な雑音としてのうるささだけではありません。
「水が喉に溜まって溺れるかもしれない」「息ができなくなるかもしれない」という、人間の生存本能に直結する恐怖や窒息感を無意識に刺激されることも挙げられます。

実際にバキュームの吸引位置がずれたり、吸引が追いつかなかったりすると、水が喉の奥に流れて強い不快感やむせ込みを引き起こすことがあります。
また、バキュームの先端が頬の粘膜や舌に吸い付いたときのズズッという突発的な音と感触は、強い不快感を伴います。

治療の主役である削る機械の影に隠れがちですが、治療の最初から最後までほぼ絶え間なく鳴り続ける持続的な騒音であるため、精神的なストレスをじわじわと蓄積させます。

器具の接触音

治療が始まる前や、治療の合間に背後や耳元で聞こえてくるガシャガシャ、カチャカチャという金属同士が擦れ合う音も、強い緊張感を強いる不快な音です。
これは歯科衛生士や歯科医師が、トレイの上でピンセットやミラー、エキスカベーターなどの金属製の器具を準備・交換する際に発生します。

この音が不快なのは、視界が遮られている状態において、「次に何をされるかわからない」という不安を最大化させるからです。

人間は、見えない状態での音に対して非常に敏感になります。
カチャカチャという音が聞こえるたびに、「これから鋭利な刃物を口に入れられるのではないか」「注射の準備をしているのではないか」といった、悪い想像を膨らませてしまいます。

いわば、恐怖の本番を迎える前の精神的なプレッシャーを与える音であり、心拍数を急激に上昇させる原因になります。

音そのもののボリュームは小さくても、静かな診療室の中に響く鋭い金属音は、患者さんにとってこれから始まる痛みへのカウントダウンのように感じられます。

まとめ

虫歯治療では、あらゆる音がストレスとなり、恐怖心を掻き立てます。
そのため、もし前述したような音に強い苦手意識を持っているのであれば、必ず前もって歯科医師に伝えておかなければいけません。
もし伝えずに治療を開始してしまったら、途中でパニックになるなど、スムーズかつ安全な治療を進められなくなる可能性があります。

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