【武蔵小金井駅前歯医者で歯周病治療】あまり知られていない歯周病のサイン

歯周病のサインと言えば、やはり歯茎からの出血や歯茎の腫れ、口内のネバネバなどが挙げられます。
しかし実はこれら以外にも、歯周病の発症を示唆する症状として注意すべきものがいくつかあります。
今回は、あまり知られていない歯周病のサインについて解説します。

あまり知られていない歯周病のサイン4選

あまり一般的ではありませんが、以下の症状は歯周病のサインだと言えます。

・歯が長くなったように見える
・歯と歯の間に食べ物がよく詰まる
・疲れたときに歯茎が浮く、重だるい
・硬いものを噛むときに鈍い痛みが走る

各項目について詳しく説明します。

歯が長くなったように見える

鏡で自分の顔を見たとき、あるいは写真に写った自分の笑顔を見たときに「昔より歯が長くなった気がする」と感じたら、それは気のせいではなく歯周病の進行を疑うべきです。

歯そのものは、決して伸びることはありません。
歯周病菌による慢性的な炎症によって、歯を支えている土台である歯槽骨が徐々に溶かされ、それに伴って上の歯茎が上に引っ込んでしまうことが原因です。
この現象を、歯肉退縮と呼びます。

多くの場合、痛みがないため「加齢で歯茎が下がっただけ」と誤解されがちですが、実際には歯周病が中等度以上にまで進行しているサインであることが珍しくありません。

歯茎が下がると、本来は隠れているはずのデリケートな歯の根元が露出します。
この部分はエナメル質よりもやわらかく虫歯になりやすいため、放置すると歯周病と虫歯のダブルパンチで一気に歯を失うリスクが高まります。

歯と歯の間に食べ物がよく詰まる

「最近、肉や繊維質の野菜がよく歯に挟まるようになった」「以前は使わなかった爪楊枝やデンタルフロスが手放せなくなった」という変化は、歯の隙間が広がっている証拠です。
また、歯周病の初期・中期サインでもあります。

歯周病によって歯を支える骨が溶かされ始めると、一見しっかりと生えているように見える歯でも、目に見えないレベルでわずかにグラつき始めたり、位置が移動したりします。
これにより、歯と歯の間のタイトだった接触関係が緩くなり、食事のたびに食べ物が押し込まれるようになります。

さらに、歯茎自体が炎症で腫れたり痩せたりすることで、歯と歯の隙間にブラックトライアングルと呼ばれる黒い三角形の隙間ができ、そこへ食べカスが溜まりやすくなります。
詰まった食べカスをそのままにしておくと、それが新たな歯周病菌の餌となり、さらに炎症を悪化させるという最悪の悪循環に陥ります。

疲れたときに歯茎が浮く、重だるい

仕事が忙しくて寝不足が続いたとき、風邪をひいて体調を崩したときなど、免疫力が低下したタイミングに限って、歯が浮く感覚や歯茎が重だるくなる方は少なくないでしょう。

そして、十分な睡眠をとって体調が戻ると、その不快感が嘘のように綺麗に消え去ってしまうため、「ただの疲れのせい」と納得して忘れてしまう人が大半です。
しかし、これこそが歯周病菌が潜んでいる決定的な証拠です。

実は、体調が良いときは自身の免疫力が歯周病菌の活動を力ずくで抑え込んでいるため、症状が表面化していません。
ところが疲労やストレスで体の免疫システムが弱まると、ここぞとばかりに歯周ポケット内の細菌が大暴れし、急性の炎症を引き起こします。

体調の回復とともに症状が治まっても、原因菌が消えたわけではなく、骨を溶かすプロセスは水面下で着実に進んでいます。
この腫れては治まるを繰り返すたびに病状は一歩ずつ深刻な重症へと進んでいくため、疲れたときにアラートが出る部位は早急な治療が必要です。

硬いものを噛むときに鈍い痛みが走る

煎餅や固いお肉、あるいはたくあんなどを噛んだときに、歯の根元がグニュッ、ズキッと沈み込むような、なんとも言えない鈍い痛みや違和感が走ることがあるかと思います。
虫歯のように鋭くツンと痛むわけではないため見過ごされやすいのですが、この鈍痛は歯を支えるクッション組織が破壊されているサインです。

歯と歯槽骨の間には、歯根膜という非常に薄い繊維のクッションが存在しています。
この歯根膜は、噛んだときの衝撃を和らげるだけでなく、どれくらいの硬さのものを噛んでいるかを脳に伝える精密なセンサーの役割を果たしています。

歯周病の炎症が歯茎の奥深く、この歯根膜や骨の領域にまで達すると、クッション全体がブヨブヨに炎症を起こしてしまいます。
そのため、硬いものを噛んで強い圧力が加わった際に、炎症を起こした組織が押し潰され、独特の鈍い痛みや歯が骨に直接めり込むような不快感が生じます。

このサインが出ている場合、土台の崩壊がかなり進んでいるため、早期に専門的なケアを受けなければ手遅れになるおそれがあります。

まとめ

歯周病はとても怖い疾患であり、発症したまま放置するとさまざまな全身疾患のリスクを高めます。
そのため、一般的なサインだけでなく、前述したようなサインについても見逃さないように注意しましょう。
もちろん少しでも歯周病の疑いがあるのであれば、歯科クリニックで歯石除去などの基本的な治療を受けることをおすすめします。

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