【武蔵小金井駅前の歯医者で虫歯治療】虫歯治療後に筋トレを控えるべき理由

虫歯治療後は、ある程度生活における制限が生まれることがあります。
特に身体を動かす際は注意が必要で、普段から筋トレの習慣があるという方は、虫歯治療の直後だけでも控えることが推奨されます。
今回は、なぜ虫歯治療後の筋トレを控えるべきなのか、その理由について解説します。

虫歯治療後に筋トレをしない方が良い理由4選

虫歯治療後の筋トレを控えるべき理由は以下の通りです。

・血行促進による出血と痛みの悪化
・強い食いしばりによる歯の破折と詰め物の脱離
・局所麻酔の感覚麻痺に伴うケガや口腔トラブル
・肉体疲労と免疫力低下による治癒プロセスの遅延

各項目について詳しく説明します。

血行促進による出血と痛みの悪化

虫歯治療の直後に筋トレをはじめとする激しい運動を行うと、全身の血液循環が急激に促進されます。

筋力トレーニングによって心拍数や血圧が上昇すると、それに伴って頭部や口腔内への血流量も大幅に増加します。
虫歯治療を行ったばかりの患部は、歯を削ったり神経の処置をしたりしたことで、非常にデリケートで炎症を起こしやすい不安定な状態にあります。

このようなタイミングで血流が勢い良く流れ込むと、治療部位の血管が拡張し、周辺の神経を圧迫してズキズキとした激しい拍動痛を引き起こす直接的な原因になります。

また治療の際に歯茎の切開や抜歯といった出血を伴う処置が行われていた場合、血行が良くなることで傷口を塞ごうとしている血の塊が剥がれたり洗い流されたりしてしまいます。
これにより、再出血を誘発する危険性が極めて高くなります。

場合によっては傷口が激しく腫れ上がったり、内出血を起こして青紫に変色したりすることもあります。

治療当日は特に、心拍数を大幅に上げるような高強度の行為を避けて自宅で安静に過ごすことが強く推奨されます。

強い食いしばりによる歯の破折と詰め物の脱離

高重量を扱うベンチプレスやスクワット、さらには自重トレーニングであっても、限界に近い負荷を筋肉にかける際には、無意識のうちに奥歯を強く噛み締める傾向があります。
この食いしばりと呼ばれる行為は、筋トレにおいて体幹を安定させ、狙った筋肉に最大のパワーを発揮させるために自然と発生する生理現象です。

しかし虫歯治療の直後にこの強い圧力が口腔内に加わることは、予測せぬ深刻なトラブルを引き起こす引き金になります。

治療によって削られた歯の内部は、一時的に壁が薄くなっていて、本来の健康な歯に比べて強度が大幅に低下して非常に脆くなっています。
そこへ食いしばりによる何十キロ、時には百キロを超えるような急激な圧力がかかると、最悪の場合、治療したばかりの歯の根元にひびが入ったり、割れたりするおそれがあります。

さらに治療で使用したコンポジットレジンや金属製のインレー、被せ物などは、歯科用接着剤が完全に硬化して本来の強度を発揮するまでに数時間~半日程度の時間を要します。
接着が不安定な状態で強い負荷をかけてしまうと、詰め物が変形したり、目に見えない隙間が生じて外れたりする原因になります。

せっかく終えた治療を台無しにしないためにも、噛み締めによる物理的な負荷がかかる筋トレは確実に控えるべきだと言えます。

局所麻酔の感覚麻痺に伴うケガや口腔トラブル

虫歯治療では、患者の痛みを抑えるために局所麻酔が使用されることが一般的です。
治療が終わって歯科クリニックを退室し、帰宅した後も、通常は2時間~4時間程度は麻酔の効果が残り、口の周りや顎、舌、頬などの感覚が完全に麻痺した状態が続きます。

この感覚が正常に機能していない時間帯に筋トレを行うことは、思わぬ怪我や不測の事態を招く危険を伴います。

まず自分の正確な噛み合わせの感覚が掴めないため、トレーニング中に歯にどの程度の負荷がかかっているかを自己認識できず、患部を過剰に痛めてしまうリスクがあります。
またトレーニング中の水分補給を行う際、感覚の鈍い唇や頬の裏側を誤って強く噛んでしまい、口内を激しく傷つけるトラブルが多発します。

麻酔が効いている間は、どれだけ深く傷つけても痛みを感じないため、麻酔が切れた後に激しい痛みや想定外の出血に苦しむことになります。

さらに麻酔薬の成分や治療による精神的ストレスによって、一時的に血圧が変動したり、頭がボーっとしたり、注意力が散漫になったりすることもあります。
そのため、重量物を取り扱う筋トレを強行すると、ダンベルなどの器具を足に落としたり、バランスを崩して転倒したりする事故につながりかねません。

肉体疲労と免疫力低下による治癒プロセスの遅延

筋力トレーニングは、一見すると健康を促進する素晴らしい活動ですが、実際にはターゲットとなる筋肉の繊維を破壊し、肉体に大きな疲労とストレスを与える高強度の運動です。
一方で虫歯治療を受けた後の身体は、傷ついた歯の周辺組織や粘膜を修復し、正常な状態へ戻すために大量のエネルギーを消費しています。
体内の免疫力や回復力は、治療部位の治癒を最優先させるために働いています。

それにもかかわらず、激しい筋トレを行って筋肉の修復に多大なエネルギーを奪われてしまうと、体全体の回復リソースが分散され、口腔内の治癒が大幅に遅れることになります。
結果として、治療した部分の違和感が何日も長引いたり、いつまでも鈍い痛みが消えなかったりといった悪影響が生じます。

さらに筋トレによる激しい肉体疲労は一時的な免疫力の低下を招くため、口腔内の傷口や治療した歯の根元から細菌が侵入しやすくなり、炎症に発展するリスクを孕んでいます。
歯の健康を早期に取り戻すためにも、治療直後はトレーニングを意図的に休み、十分な睡眠と栄養摂取を心がけて身体を休めることが最善の選択肢です。

まとめ

筋トレは健康な生活を送るにあたって、決して悪い習慣ではありません。
しかし、こと虫歯治療後に行う習慣としては、おすすめできるものではないと言えます。
また虫歯治療後は、筋トレだけでなくジョギングやランニング、その他のスポーツについても控えることが望ましいです。
あくまで口内の状態維持を最優先にすることで、早めに問題なく身体を動かせるようになります。

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